2011年度 建築見学会(熊本県 宇土小学校)

2011年
8月27日

設計者の小嶋一浩氏と赤松佳珠子氏体育館を見る中庭体育館の中で記念撮影 教室内に見える「L壁」「L壁」のモックアップ

 建築の完成見学会に参加しました。

 名称:宇土市立宇土小学校(熊本県) 
 日時:2011年8月27日(土)
 場所:熊本県宇土市
 設計・監理:CAt(小嶋一浩、赤松佳珠子)
 施工:株式会社 小竹組

 鹿児島から4名で車に乗り合わせて熊本まで行き、完成見学会に参加しました。。 構造はRC造、一部鉄骨造の2階建て。床面積は約8,000uの小学校です。校舎、屋内運動場、プール棟で構成されています。
  構造的な特徴は、L型の壁と扁平梁を内蔵したフラットなボイドスラブで構成され、60m×130mのスラブがエキスパンションで区画されずに一体的な構造となっている点です。
  内部空間も、間仕切りが少なくオープンスクールのような一体的な空間になっている点が特徴となっています。

 当日は、13:30からの見学会には180名以上の参加者がありました。学生や、建築関係者も参加し設計者の説明を聞きながら校舎を見学する、約2時間の見学会でした。

 教室内は、2学期の授業開始に向け机や黒板が配置されていました。オープンな空間になっている教室は、先生方が使い勝手を考え机や黒板の配置してあり、教室ごとに机などの並びは違っていました。

 外部の樹木と「L壁」が連続的な空間になり、樹木の中のような小学校をテーマに設計がなされていました。