講評と受賞者の作品を紹介します。
銀賞 土持 挙さん :
孤立する日雇労働者と街をつなぐものとして計画された。空間を仕切る壁を、L型の壁とし空間をつなぐ要素として、壁と床を同次元のレベルで捉えている点が評価された。過去の作品に似ている点などが指摘された。
銅賞 佐藤 寛之さん:
山ヶ野金山の修景として、自然発生的な集落を、人工的な形で連続性を持たせた計画が評価された。規模が適切なのかという意見もあった。
奨励賞 木村 直樹さん:
坊津の一条院の跡地に立つ小学校の廃校を機に、この地の歴史や記憶を時間のレイヤとして表現残して行こうとしている点が評価された。しかし、モニュメント的で建築とはなっていないという意見もあった。
(以上鹿児島大学)
奨励賞 井手 あずさ さん :
ドクタージェットを使い、離島と空港とつなぎ空港に隣接させた病院を計画する着眼点が評価された。病院の計画や、図面表現に難があるとの指摘があった。
(第一工業大学)
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